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執筆者の写真CS委員

Hello Myoko No. 4 ロス世奈ゲイルさん

更新日:2022年5月1日


 7月からのHello Myokoは、卒業生シリーズです。卒業生から在校生へ地域の人へ、妙高をテーマに したエッセイです。今回は2015年卒業のロス世奈ゲイル(ろす せなげいる)さんです。現役大学生か ら高原中生徒さんへの(ラブ?)レター!

 

〜難しい時世だけど新しいことに挑戦してみて欲しい〜


 皆さんこんにちは!2015年卒業生の世奈と申します。

 現在アメリカの大学生として、リベラルアーツという教養学にあたる学部で勉強しています。

 

 中学校を振り返ると、今の自己形成にとってとても大事な時期だったなあと感じます。高校から上京し早くから妙高を出てしまいましたが、自分のバックグラウンドや自己表現をするとき、妙高高原出身であることがいつも役に立っています。


 高校に入学した時、初めは人の多さや学校の規模に圧倒されていました。各学年1クラス、大体みんな幼稚園から友達、なら尚更ですよね。自分がまだまだ何も知らないようで、当時はひどく小さく感じ ました。ですが友達ができていくうちに、逆にこんなコミュニティで育つのはあまりない経験なんだと気付き、自分の強みにできそう!と思い始めました。小さな町、小さな学校、自然豊かな環境、そして 学校裏にジャンプ台がある中学校ってそうそう無いです。さらに少人数の空間で伸び伸びと学習して きたことは、本当に貴重で珍しいことのようです。だから中学を出たとき、みなさんにも大いに強みとして使っていただきたいです。


 中学の時、私は吹奏楽部に入っていました。やはり、人数が少なかったので珍しさということもありましたが、それより妙高高原中学校として、したいことを全部することができたように思います。勉強や部活、家に帰ったら塾など、多忙な毎日を過ごされていると思いますが、中学校は自分がしたいこと を全力でするのに完璧な環境だと覚えていてほしいです。将来に対してまだコミットメントが少ないから、ただただやってみたい、挑戦してみたいと思ったことを全力で頑張れる環境は高校を後に少なくなっていきます。だからこそ、勉強でも部活でも、クラブでも趣味であっても、とにかくがむしゃらにやってみることが大事だと思います。


 すごく真面目に色々書いてしまいましたが要は妙高高原出身であること、妙高高原中学校出身であることは、これからの人生必ず素敵な自分のアイデンティティになると思う、ということです。


 私は中学校の時、部活と英語の勉強に打ち込んでいました。当時まだ勉強、部活以外の事にのめり 込んでもいいと気がつけなかったからこの二つを頑張っていましたが、それはそれでよかったと思います。今思うと確実に青春していましたね、、、。勉強はものすごく得意というわけでもありませんでしたが、行きたい高校が決まった時点で教務室に通い始めました。先生に付き合ってもらって、数学を 勉強した覚えがあります。まだ何をしたらいいかわからない、将来どうしたらいいか分からないと思う人も多いはずです。私もそうでした。だからこそ目の前にあることを全力で打ち込むことが大事なん だと思います。ダメならダメで次に行けば良し。無理に悩むよりやってみることが大事で、それをできるのが私たちの中学校です。


 まだその良さが分からないかもしれません。一度違う場所に身を置いてみることも大事だと思います。旅でも進学でも就職でも、違う環境に行った時に必ず妙高高原出身であることが役に立つはずです。


 

「後記」

 アメリカミネソタ州で大学生の世奈さん、彼女も卒業後の進路を模索中。コロナ禍の学生さんの健 闘を祈ってます。次回は世奈さんが繋いでくれた美大生の松橋和也さんです。 インタビュー形式「Hello Myoko」も行っていますので、卒業生大歓迎です。

是非myokokogen.jhs@gmail.comまでご一報ください。


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