卒業生から在校生へ地域の人へ、妙高をテーマにしたエッセイです。今回は2008年卒業の町田涼太(まちだりょうた)さんです。次のステップへコマを進めるときはいつも妙高から。そんな思いを綴っていただきました。
〜 大好き、妙高〜 町田 涼太(2008年卒業)
こんにちは。私は町田涼太といいます。妙高市在住の29歳です。妙高市杉野沢で育ち、妙高高原中から新井高校と野球部に所属し、埼玉の駿河台大学というところで、心理学を勉強しました。在学中は、カリフォルニアへ1年留学し英語を勉強しました。卒業後は、大学で学んだ知識を活かして新井中学校で特別支援学級の支援員としてお仕事をし、現在は妙高自然の家でお仕事をしています。27歳の時に妙高自然の家のお仕事を一旦仕事を辞め、ドイツのエアフルトというところで1年間のワーキングホリデーをして、市民大学の先生として、22名のドイツ人に日本語を教えていました。そして、これから児童発達支援に関わるお仕事をするため、東京に進出します。
私から皆さんにお伝えしたい事は、2つです。
1つ目は、私は妙高が大好きだということです。私は自然と遊ぶことが大好きです。山に登ったり、山菜を取ったり、海や池で釣りをしたり、冬にはスノーボードをしたり、少し車を走らせれば海でサーフィンが出来ます。海も山も湖もあり、豊かな自然とこれほど便利よく様々な遊びができるところは他に知りません。加えて、水が美味しくて、その水それで育ったお米や野菜は格別です。だからこそ、他県や外国から素晴らしい環境を求めて来るのだと思います。私は自分の地元をとても誇らしく思っています。
2つ目は、人が優しい事です。ある日郵便局に行くと、おばあちゃんが窓口で局員さんと話をしていました。そこに後から来たおじさんが、「おまん、どうやって来たね、歩きなら送っていくかね?」と声をかけていました。「あと20分くらいかかりそうだね」とおばあちゃん。「そんなんいくらもねえなか、待っててやるわね」という会話を聞きました。妙高市から出て、都会や外国に住んだ私にとっては、当たり前の事ではない光景に驚きながらも、益々、妙高の人は温かく、人の繋がりを大切にしているんだなと感じました。
自然環境が豊かなこと、妙高の人が優しく温かいことは、とても誇らしい事です。私は、他県や外国にたくさんの友人がいますが、妙高を訪れてくれた際には、必ず様々なところを案内し、「こんなこともできるんだよ!時期が変わればこんな景色も見れるんだよ!」と自慢をします。
写真:2メートル越え!
友人や訪れてくれた人は、「こんなにたくさんの体験ができるところは他にないし、また来たい!」と皆が口を揃えて言ってくれます。それだけ、私は贅沢なところで生活をしているんだなと嬉しく思います。これを読んでくださった皆さんも、ぜひ他の人に自分なりの自慢できる妙高ってなんだろうと考えてもらえると嬉しいです。
写真:冬の大洞原から見た妙高山
[後記]
また新たなステップを踏み出す町田さん。妙高愛をますます感じて活躍されることでしょう!次回はインタビュー形式「Hello Myoko」も行っていますので、卒業生大歓迎です。是非myokokogen.jhs@gmail.comまでご一報ください。
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