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Hello Myoko No.19 小島 寛則さん

Hello Myokoは卒業生から在校生へ地域の人へ、妙高をテーマにしたエッセイやインタビュー記事です。


今回は2010年卒業の小島 寛則(こじま ひろのり)さんです。

学生時代はクロスカントリースキー選手でもあり、社会人としては母校である妙高高原中で教員生活最初の3年間を共に今春卒業生=後輩と過ごし、4月からの転出先は上越市立浦川原中学校です。多くの角度で妙高高原中を体験された卒業生としてエッセイを寄せて頂きました。

 

自己紹介


 皆さん、はじめまして。2010年卒業の小島寛則と申します。妙高市田口で育ち、小さい頃からクロスカントリースキーをしていました。

 妙高高原中から新井高校、日本大学へと進学し選手としては、大学まで過ごしました。大学在学中に中高保健体育の教員免許を取得し、新採用として配属され昨年度まで、母校である妙高高原中学校に勤務していました。


~誰にでもできることできないこと~


 学生生活を終えて社会人になったときに最初は飲食系の企業に就職しました。そのときに改めて大切だと思ったことは、「あいさつ」です。初めて出勤したときに、普通のことだと思い「おはようございます」とあいさつをして出勤しました。すると、「良いあいさつだね~」と褒めてもらえました。社会人だから当たり前なのでは?と思ったのが顔に出ていたのか、その人は、私に、「あいさつは誰でもできることだけど、できない人もいるんだよ。それに、あいさつは人間関係の入り口だからね、入り口が汚かったらそこに入りたいと思わないでしょ?」といって話しかけてくれました。その人は、その企業の専務さんで、面接の時などは、まずは「あいさつ」を見ていると教えてくれました。スキー部にいるときに身についた「挨拶」ですが社会に出れば誰にでも使える武器になることを知りました。



 教員になって、母校に戻りいろいろな生徒さんと会って思ったこともあります。それは、自分の「夢」を持つことが大切であるということです。「将来の夢は何ですか?」という質問に皆さんはどう答えますか?意外と一つも出てこないという人もいると思います。ここで大切なのは、「将来の夢」は、将来何の職業に就くかではなく、「将来やりたいこと」についての質問をしているということです。つまり、夢とは自分が達成したいこと、やりたいことだと考えます。実現するかしないかはわかりませんが、自分がこの先やりたい夢がたくさん出てくることは大切だと思います。いくつもやりたいことがあって、その夢を実現させたいと思ったときそれが目標に変わるのではないでしょうか。これは、子供でも大人でも同じことが言えると思います。大人であっても将来の夢を持ち、自信の目標に変えていくことは必要なことだと思います。ですが、夢を持つことは、誰かにしてもらったり、促されたりすることではありません。ぜひ、これから自分自身の夢を見つけて達成するための目標に変え、自分にしかできない一歩を踏み出していきましょう。




[後記]

学級担任として今春の卒業生と3年間を過ごされ、いつも生徒に寄り添い、学校中を走り回っている姿が印象的な先生でした。廊下や教室でお会いすると正しく「飛んで」駆け寄って来られました。妙高高原の田口育ちで子供の頃から知っている地域の方、小中学校の先輩後輩、勤務先の父兄、そして生徒たち。多くの方と様々な姿の小島先生を見てきました。転出先の学校でもご活躍されることでしょう!地元を離れてノビノビと過ごされているかもしれませんね。

「Hello Myoko」卒業生のエッセイ自薦他薦大募集です。インタビュー形式も行っています。是非myokokogen.jhs@gmail.comまでご一報ください。


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