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Hello Myoko No.20 山川 尚 さん

Hello Myokoは卒業生から在校生へ地域の人へ、妙高をテーマにしたエッセイやインタビュー記事です。


今回は1986年卒業の山川 尚(やまかわ ひさし)さんです。

学生時代はクロスカントリースキー選手として活躍し、現在は妙高高原さわやか協議会事務局長としてスポーツを通して健康促進に地域づくりに一年中妙高高原内を奔走されています。サマージャンプ、スポーツフェスティバルMCでも有名です。


 

〜ずっと妙高高原暮らし〜   山川 尚


一般社団法人 妙高高原さわやか協議会 事務局長

関川在住


中学の思い出


 部活はクロスカントリースキー部に属し、クロカン、アルペン、ジャンプのスキー部員も多く強い時代でした。自分が妙高高原町立妙高中学校3年の時に全中スキー大会が妙高高原で開催され、選手宣誓をしました。涌井大輔君は生徒会長で歓迎の挨拶をしていました。会場はクロカンは池の平、アルペンはチャンピオン、ジャンプは駅裏の兼俣の東山ジャンプ台でした。入学時から3年生で全中が妙高であると分かっていたので目標でしたが、開会式選手宣誓で使い切って結果は散々でした(笑)シーズンに入ってから全然ダメで、夏は良くて意気込んで一生懸命1年から3年まで力合わせて練習してましたけど、いざ冬になったら体が動かなくて変なプレッシャーを感じてたのかもしれませんね。全中は1年青森、2年北海道旭川と3年間出場できました。スキーを通して多くの大会で色んな場所へ行けたのが張り合いでもあり楽しみでもありましたね。


 2年の時に顧問の妙高高原の竹田一雄先生に指導を受け、スキーだけでなく挨拶とか人に迷惑をかけないとか基本的なことを口酸っぱく指導頂いたのが今役に立っています。自分の子供にも挨拶や返事の大切さを言ってます。自分もしっかりやらないといけないですし。

 竹田先生の言葉が記憶に残っていますね。「スキーの練習を一生懸命やるのはいい事だけど大会で優勝入賞するのはどうでもいい事なんだ。人間としてキチッとした大人に成長してもらうことが俺の願いなんだ。」と。でも結果が悪いと怒られましたけどね。スキーを通して大切なことを教えていただいたと思います。


 当時の生徒数は、40名3クラス3学年と安定の360名でした。スキー部、陸上部、野球部、バスケットボール部、卓球部、バレーボール部、柔道部、吹奏楽部、美術部、科学部と人数が多いとクラブ数も先生も多かったです。生徒会活動、文化祭は盛んで体育祭、合唱コンクールは一致団結して頑張りました。体育祭は白赤青の3軍で盛大でしたね。


 修学旅行は、例年は京都奈良方面でしたが、茨城つくば万博開催の年で、1日目東京タワー、浅草のお上りさんで、2日目はつくば万博へ行き、最終日は日光東照宮を周って帰って来ました。行きは乗換なし電車で上野まで行き、あとはバスで周りました。当時移動に時間がかかりましたが、思い出ですね。


さわやか協議会について


 約20年前、指定管理者制度に伴い、妙高高原スキー連盟、妙高高原体育協会、妙高高原観光協会で集まった協議会です。地域行政の体育施設(池の平と赤倉体育センター、東赤倉テニスコート、スポーツ公園:グランド・野球場・芝生広場、赤倉ジャンプ台等々)の管理やスキー大会の事務局。またスポーツクラブ(子供の野球やバレーボール、大人向け健康体操・ヨガ)での地域住民の健康作り、行事としてスポーツフェスティバル、球技大会では各地区が参加して地域全体が集う機会を作っています。


 スポーツフェスティバルでは、数年前から高原中が登校日として参加し協力してもらってます。生徒の顔を覚えたり、地区の子供数を把握したり出来ますね。コロナ禍で2年中止になったので、今年は感染対策を取り入れ開催します!各地区の役員さんは大変で多くの人の協力が必要なんですが、地域全体で集まる地域コミュニティ繁栄の場として大事な行事だと思っています。人数の違いはありますが、地区対抗も盛り上がりの一つですし、地域商店や会社の協賛金による豪華日用品の商品も楽しみにして欲しいですね。お疲れさん会もすれば、開催による地域経済効果もあると思います。

 子供が少ないから若い人も少なくて、お年寄りだけの家もあるので、集まることによって老若男女が顔を合わせるのは大事ですね。


池の平クロスカントリースキーコースについて


 コースの中に入って見ることもできるので、地元の子供達が歯を食いしばって頑張ってる姿を見ると応援したくなると思うし、全国大会を開催する機会が多く日本のトップクラスの選手も集まるので、圧倒される走りを見に来てください。


 健康づくりとして、今冬から歩くスキー教室を始めました。蔓延防止措置実施でタイミングが悪かったのですが、来シーズンも計画していますので、是非ご利用いただきたいですね。北欧では50kmのワンウェイコースとかもあって、リュックに食べ物や飲み物入れてウォーキング感覚でクロスカントリースキーに乗って生活の一部として健康づくりをしています。妙高でもクロカンコースを利用して欲しいですね。道具のレンタルは用意してませんが、問い合わせてもらえばご紹介します。


ずっと妙高高原暮らし


 三人兄弟の末っ子で早くに兄は出たので、大学卒業後に妙高へ戻るのは必然でした。大学4年間は宮城仙台の大学へ進学し午前は海でサーフィン、午後はスキーと自然の中の生活をしてたのもあって、妙高山のことはいつも心にあったんじゃないかな。一度出ると故郷の良さと祖父母が世話を焼いてくれた家族への感謝に気付きました。子供にも「一度は出さないといけんな」と思ってました。戻ってくるかは分かりませんが。。。

 ずっと妙高暮らしですけど、妙高高原の景色、人、食べ物、生活全体の空気感がいいです。居心地が良いですね。今年のあの雪の降り方は人生で一番多くて大変でしたけど。


妙高で一番好きな場所は


 池の平スポーツ広場で雪が降った後のお天気いい日にコースをつけたゴルフ場から見る景色が素敵です。クロスカントリーコースから見る景色と妙高山が一番綺麗だなと思いますね。




 妙高高原しか知らないですが、自分にとってここが天国ですね。

雪は大変なこともありますけど、せっかく雪があるからスキーをしたり戯(たわむ)れて欲しいです。「冬の厳しさがあるから春が来るんだねぇ。よかったねぇ。」としみじみ感じます。


 新緑のこの季節、木々が芽吹いて生命力を感じています。



[後記]

妙高高原中学校区コミュニティスクール(CS)は、「妙高高原スポーツフェスティバル」を大きな活動の場としています。小中学校のCS委員がお手伝いをして学校と地域のコミュニティづくりに協力します。CS委員でもある山川さんのご活躍で今年こそ盛大なフェスティバルにしたいですね。

「Hello Myoko」卒業生のエッセイ自薦他薦大募集です。インタビュー形式も行っています。是非myokokogen.jhs@gmail.comまでご一報ください。



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